国内

未だ継続中のフジTV韓流偏向抗議デモに「無意味では?」の声

『メルマガNEWSポストセブン』では、『ウェブはバカと暇人のもの』の著者としても知られるネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。今週も、

「自転車中学生を執拗に車で追い回した男性が自殺する」
「ミュージシャンのピコ 痴漢に遭い同情の声殺到する」

など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。中でも、「もっともネット的」だったのが、「アンチフジテレビデモ 浅草でも行われる」という事件だ。

 * * *
 昨年8月に「韓流偏向」を批判すべくフジテレビに対してデモが行われました。第1回は8月7日で、第2回は8月21日。私は8月7日はUstreamで中継を見て、8月21日は現地へ取材に行きました。って、お前! 8月21日はオレの誕生日じゃねぇかよ! 自分にとって大切な8月21日をフジテレビデモに参加する、という状況にしたわけですが、このデモ、実はまだ続いているんですよ。

 今回行われたのは3月25日。フジテレビが韓国に偏向している、とのことを抗議するために行われたようですが、昨年8月からフジテレビスポンサーの花王や、反日韓国女優と一部の人から言われるキム・テヒをCMキャラに起用するロート製薬へのデモが計画・実行されたわけです。

 私は昨年8月のデモの際、朝日新聞の取材に対して「単に暇な韓国嫌いな人に見える」とコメントしたところ、2ちゃんねるで大炎上。挙句の果てには阿佐ヶ谷LOFTで行うイベントには爆破予告が来るという騒ぎになりました。

 まぁ~、こうしたデモをやるのもいいですが、まぁ、無意味だと思いますよ。花王のデモをやった時、「株価が下がった!」と大喜びの人がいましたが、多分デモの影響なんて何もないはずですけどね。「たまたま」下がっただけのことでしょう。

 でも、デモという行為をすることによって生きている実感を味わえるのであれば、これは喜ばしきことかもしれませんね。以下は私が取材した内容を基にしたNEWSポストセブンの記事です。

・フジTVへの抗議デモで「我々はK-POPなんて聞きたくない!」


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